
【インタビュー】
副業×プロボノ
企業と個人が成長する働き方とは?
みなさんこんにちは、Otanomiコラム担当です。
副業が一般化し、スキルを活かした働き方が広がる中で、「プロボノ」という言葉を耳にする機会も増えているのではないでしょうか。
プロボノとは、「専門的なスキルや知識を持つ人が、その能力を活かして社会や企業の課題解決を支援する無償の活動」を指します。
単なるボランティア活動とは異なり、法務、マーケティング、経営戦略、IT、デザインなどの専門領域での需要が高まっています。
プロボノは、企業にとっては「外部の専門スキルを活用する手段」であり、副業人材にとっては「スキルアップや社会貢献、キャリアの可能性を広げる場」と、双方にとってメリットがある取り組みといえるでしょう。
本記事では、プロボノ活動の現場で企業と副業人材をつなぐコーディネーター活動を行っている、「内閣府事業 プロフェッショナル人材事業『茨城県プロフェッショナル人材戦略拠点』 」サブマネージャーの國分健博さんへインタビューを実施し、プロボノの真の意義や企業と個人の双方にとってのメリット、そして成功するためのポイントについて詳しく伺いました。
「プロボノって本当に役に立つの?」
「スキルを活かして社会貢献したいけど、どうすればいい?」
そのような疑問を持つ方へ、プロボノの実態やメリット、そして成功の秘訣をお届けします。
副業が一般化し、スキルを活かした働き方が広がる中で、「プロボノ」という言葉を耳にする機会も増えているのではないでしょうか。
プロボノとは、「専門的なスキルや知識を持つ人が、その能力を活かして社会や企業の課題解決を支援する無償の活動」を指します。
単なるボランティア活動とは異なり、法務、マーケティング、経営戦略、IT、デザインなどの専門領域での需要が高まっています。
プロボノは、企業にとっては「外部の専門スキルを活用する手段」であり、副業人材にとっては「スキルアップや社会貢献、キャリアの可能性を広げる場」と、双方にとってメリットがある取り組みといえるでしょう。
本記事では、プロボノ活動の現場で企業と副業人材をつなぐコーディネーター活動を行っている、「内閣府事業 プロフェッショナル人材事業『茨城県プロフェッショナル人材戦略拠点』 」サブマネージャーの國分健博さんへインタビューを実施し、プロボノの真の意義や企業と個人の双方にとってのメリット、そして成功するためのポイントについて詳しく伺いました。
「プロボノって本当に役に立つの?」
「スキルを活かして社会貢献したいけど、どうすればいい?」
そのような疑問を持つ方へ、プロボノの実態やメリット、そして成功の秘訣をお届けします。
【目次】
1.プロボノを活用することで 企業が得られる「4つ」のメリット
2.プロボノ活動と運営方法/企業が求めるスキルとは?
3.プロボノ活動の課題とは?上手くいかない「3つ」の理由
4.プロボノを成功に導くための「4つ」のポイント
副業や兼業で仕事をお探しなら「Otanomi」へ
まとめ
1.プロボノを活用することで 企業が得られる「4つ」のメリット
2.プロボノ活動と運営方法/企業が求めるスキルとは?
3.プロボノ活動の課題とは?上手くいかない「3つ」の理由
4.プロボノを成功に導くための「4つ」のポイント
副業や兼業で仕事をお探しなら「Otanomi」へ
まとめ

1.プロボノを活用することで 企業が得られる「4つ」のメリット
【プロボノは新たな人材活用の形】
■Otanomiコラム担当:
近年、副業やプロボノ活動が大きな注目を集めています。
働き方改革やデジタル技術の発展により、会社に所属しながらも多様なキャリアを築く人が増えてきました。
それに伴い、企業も副業人材を活用する機会が広がっています。 特に、プロボノ活動は「社会貢献」と「企業支援」を両立できる新しい形として発展し、企業にとっては「新しい才能を活かせる場」、副業人材にとっては「経験を積む場」となっています。
本日は、プロボノ活動に深く関わっていらっしゃる國分さんに、その現状や課題、成功のポイントについて詳しくお話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
■國分さん:
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
■Otanomiコラム担当:
副業の普及に伴い、企業の採用や人材活用のあり方も変化してきていると思います。
特にプロボノ活動では、単なる労働力の提供ではなく、企業の成長を促進する可能性を多く含んでいるのではないでしょうか。
■國分さん:
その通りですね。
企業がプロボノを活用することで得られるメリットは多岐にわたります。
例えば、企業が抱える課題に対して外部の視点を取り入れることで、従来とは異なるアプローチや解決策が見えてくることがあります。
また、プロボノを通じて優秀な人材と出会い、最終的に有償契約につながるケースもあります。
■Otanomiコラム担当:
なるほど。
プロボノが企業の成長や新しい働き方の模索につながる可能性があるというわけですね。
■國分さん:
そうですね。
企業にとっては「即戦力となる人材を、低コストで活用できる」という大きな魅力があり、
副業人材にとっては「新たなスキルを磨き、キャリアを広げる場」となる。
この両者の利害が一致することで、より良い関係が築かれるわけです。
【企業が副業人材を活用する「4つ」のメリット】
■Otanomiコラム担当:
プロボノを導入する企業にとって、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
■國分さん:
いくつかのメリットが挙げられます。
一つめは「専門知識の活用」です。企業が抱える課題に対して、特定の専門分野に精通した副業人材が支援に加わることができるという利点があります。
二つめは「新たな視点の導入」です。社内にない視点や知識を取り入れることで、業務プロセスの改善や新規事業の開発を促進する効果が期待できます。
三つめは「低コストでの人材活用」で、通常の採用活動よりもコストを抑えつつ、即戦力となる人材と出会えることです。
そして四つめは、「将来的な有償契約への移行」です。プロボノ活動を通じて信頼関係を築くことで、継続的な支援や有償契約へと発展しやすいという将来的な可能性を広げることもできます。
このように、プロボノは単なるボランティアではなく、企業と副業人材双方にとって戦略的な価値を持つ仕組みなんです。
■Otanomiコラム担当:
企業にとってリスクを抑えながらも、スキルの高い人材と出会う機会になるという点が重要ですね。
■國分さん:
そうですね。
企業と副業人材がWin-Winの関係を築くことができるのが、プロボノの最大の魅力です。

2.プロボノ活動と運営方法/企業が求めるスキルとは?
【プロボノ導入の経緯と運営方法とは?】
■Otanomiコラム担当:
実際にプロボノ活動を導入された経緯について教えていただけますか?
■國分さん:
私たちがプロボノ活動を導入したのは3年前です。最初は専門業者に運営を委託していましたが、コストがかかるため、徐々に自社での運営にシフトしていきました。
当初は企業と副業人材のマッチングをスムーズにするために、外部の業者と提携した仕組みづくりを行っていましたが、1年間の運用を経て、自社でも運営が可能であると判断しました。それ以来、試行錯誤を重ねながら、より効果的なマッチングの方法を模索しています。
■Otanomiコラム担当:
その中で「Otanomi 」を活用されていますが、どのような効果がありましたか?
■國分さん:
「Otanomi 」を活用することで、副業人材と企業のマッチングがスムーズになりました。
ただし、応募者数が以前より減少したのも事実です。
一方で、選考途中などにフェードアウトしていく人が減り、活動に熱心な応募者が増えたという大きな成果がありますので、応募者数が多ければ良いというわけではないことを改めて実感する機会となりました。
■Otanomiコラム担当:
それは企業にとってもメリットがありますね。
■國分さん:
そうですね。
特に、単なる労働力ではなく、企業とともに課題を解決しようとする姿勢のある副業人材が多くなったのは、非常に良い変化だと思います。
<<Otanomiで実際に募集したプロボノ案件>>
■アズマックス株式会社
事業継続の源!高校生新卒採用に特化した採用戦略づくり (プロジェクト詳細)
■株式会社プロミネンス
干芋から採れる白田(シロタ)を活用した新商品開発支援 (プロジェクト詳細)
■社会福祉法人仁心会
特別擁護絵老人ホームの採用戦略・実行支援 (プロジェクト詳細)
■有限会社アークコーポレーション
地域を盛り上げる飲食事業の企画支援 (プロジェクト詳細)
■株式会社宮本製作所
工具再研磨事業の営業企画支援 (プロジェクト詳細)
■株式会社山﨑煙火製造所
画期的な消火器具を自治体に活用いただくための企画書作り (プロジェクト詳細)
■株式会社あわえ
地域活性化ビジネスのマーケティング支援 (プロジェクト詳細)
【参加企業の特徴と求められるスキルについて】
■Otanomiコラム担当:
どのような業種の企業がプロボノに参加しているのでしょうか?
■國分さん:
私が関わった業種では製造業が一番多いですね。
特に生産管理や分析業務に関する案件が目立ちます。
■Otanomiコラム担当:
企業側はどのようなスキルを求めているのでしょう?
■國分さん:
企業が求めるものとして代表的なものを3つ挙げてみます。
一つめは「人材採用のブランディング」支援で、企業の魅力を伝え、採用につなげる手助けをしてほしいというものです。
二つめは「企業の魅力発信」で、広報活動やSNS運用などの制度構築から運営までお願いしたいというもの。
三つめは「業務プロセスの改善」として、社内の非効率な業務を最適化する提案をしてほしいというものです。
■Otanomiコラム担当:
なるほど。どの分野も人材不足で悩んでいる企業が多い分野ですね。
■國分さん:
そうですね。
採用となるとハードルが高くなってしまうので、プロボノとしてまずはスモールスタートをしてみたいというご要望があります。
■Otanomiコラム担当:
企業と副業人材がより良い関係を築くためのポイントは何でしょうか?
■國分さん:
企業側が副業人材を「無料の労働力」と考えず、「一緒に価値を創るパートナー」として認識することが重要ですね。
また、副業人材も企業文化を理解し、長期的に関われる関係を築くことが理想です。
■Otanomiコラム担当:
なるほど。今後のプロボノ活動の発展に期待が持てますね。
■國分さん:
はい、今後もより多くの企業にプロボノの価値を知ってもらい、活用してもらえるよう努めていきたいですね。
3.プロボノ活動の課題とは?上手くいかない「3つ」の理由
【プロボノ活動の成果について】
■Otanomiコラム担当:
実際にプロボノを活用した企業の成果について、どのような実績があるのでしょうか?
■國分さん:
これまでに年間10社程度の企業とプロボノ案件について相談してきました。
そのうち、実際に副業契約に進んだ企業は1割(1~2社)ほどです。
無償の範囲を超えた要望などについてはプロボノではなく違う形で扱っているため、限られた件数となっているのが実情です。
企業が抱える課題やプロジェクトの性質によって成果は異なりますが、成功した企業では、副業人材のサポートによって大きな変化が生まれています。
たとえば、ある製造業の企業では、新しい市場開拓を検討していたものの、社内にマーケティングの専門知識を持つ人材や部署が不足していました。プロボノを通じて経験豊富なマーケティング担当者を迎え入れることができ、ターゲット市場の分析や販路開拓の戦略立案を支援していただきました。
その結果、新規取引が成立し、事業の拡大に繋がったという事例です。
■Otanomiコラム担当:
副業人材のスキルが、企業の課題解決に貢献しているのですね。
■國分さん:
そうですね。
特に専門知識を必要とする分野では、企業側が期待する以上の成果を上げることもあります。
■Otanomiコラム担当:
プロボノを成功させるために、企業と副業人材の間でどのような工夫が求められるのでしょうか?
■國分さん:
成功したケースに共通するポイントは3点あります。
まず「明確なゴール設定」があること。これは、企業側がプロジェクトの目的や期待する成果を明確に定め、副業人材と共有しているというものです。
次に「定期的なコミュニケーション」を行っていること。これは、定例ミーティングを設け、進捗状況を確認し、方向性を調整するというものです。
それぞれご多忙であることは理解していますが、任せっぱなしになってしまうとプロジェクト自体が進まなくなり、思うような成果に至らないケースを多々見てきました。コミュニケーションは非常に大切だと思います。
そして最後に「企業側が積極的に関与すること」です。
先ほどのコミュニケーションの話とも重なりますが、副業人材に任せきりにせず、企業側も主体的に関与し、適切なフィードバックを提供することが必要です。
お互いのゴールは共通しているはずですので、連携していく姿勢が必要だと思います。
【プロボノ活動の課題とは?上手くいかない「3つ」の理由】
■Otanomiコラム担当:
これまで成果につながる要素を伺ってきましたが、プロボノがうまく機能しないケースもあるのでしょうか?
■國分さん:
はい、もちろんです。
プロボノが期待通りの成果を上げられなかった企業もあります。
その理由としては、次のような課題が挙げられます。
一つめは「企業側の準備不足」です。副業人材に丸投げしてしまい、必要な情報提供やサポートが不足していたというケースです。
二つめは「業務範囲の不明確さ」で、どこまで副業人材が関与するのか明確にせず、業務が曖昧になった結果、プロジェクト完遂が難しくなってしまったというものです。
三つめは「企業と副業人材の価値観の違い」です。企業文化や業務の進め方が合わず、スムーズな連携が難しくなってしまうというものです。
これまでの経験から、「プロボノだから無料でやってもらえる」と安易に考えてしまう企業は、期待と実際の成果にギャップが感じられることが多いです。
副業人材はあくまで「外部のプロフェッショナル」であり、単なる作業員ではありません。
企業側も「一緒にプロジェクトを進める」という意識を持つことが重要だと思います。
これは個人的なイメージですが、有償案件では「専門的知識をもとに、具体的な課題解決を行っていただく」という業務委託型のもの、プロボノでは「具体的な課題に対して、専門的知識をもとに、伴走してもらう」タイプの案件の相性がよいのではと考えています。

4.プロボノを成功に導くための「4つ」のポイント
【プロボノを成功に導くための「4つ」のポイント】
■Otanomiコラム担当:
これまでいろいろとお話を伺ってきましたが、プロボノを最大限活用するために、企業側が意識すべきポイントは何でしょうか?
■國分さん:
まず重要なのは、プロボノを単なる無料のリソースとして考えないことです。副業人材は企業の課題解決をサポートするパートナーであり、企業とともに価値を創出する存在です。
そのためには、企業側が積極的に関与し、明確な目標と業務範囲を設定することが不可欠です。
■Otanomiコラム担当:
具体的に、企業側がどのような準備をすればいいのでしょうか?
■國分さん:
これまでお話してきたことと重複してしまう点もありますが、いくつかのステップが考えられます。
まず、「目的を明確にする」ことで、どの課題を解決したいのか、どの業務を副業人材に委ねるのかをはっきりさせる必要があります。
次に、「業務範囲を具体化」し、どこまでの業務を期待するのか、責任の所在を明確にすることです。
三つめは「定期的なコミュニケーションを行う」こと。進捗確認やフィードバックを適宜行い、副業人材との信頼関係を構築することは、繰り返しですが極めて重要だと考えています。
そして最後に「有償契約への移行を視野に入れる」ことです。
プロボノ終了後の関係をどう継続するか、事前に計画を立てることで関わり方も違ってくるといえます。
これらの準備が整えば、企業は副業人材の力を最大限活用できるはずです。
【企業と副業人材の関係を持続可能にするためには?】
■Otanomiコラム担当:
プロボノでは短期間の活動が多いですが、企業と副業人材の関係を持続するための工夫はありますか?
■國分さん:
そうですね。企業が一度プロボノを活用した後、そのまま関係が途切れてしまうのはもったいないことです。
持続的な関係を築くためには、次のような方法が考えられます。
一つめは「プロボノ契約終了後に成果を振り返る」こと。
どのような成果があったのか、どの点を改善できるのかを振り返る機会を設けると良いでしょう。
次に「有償契約へスムーズに移行する仕組みを作る」こと。
プロボノ終了後に、継続的な支援が必要であれば契約内容を再検討すべきです。金額は双方の協議で決めていけば良いですし、副業人材側としても状況を理解してくださっていると思いますから、何よりも関係を続けていけるような流れになるといいですね。
そして最後に「副業人材とのネットワークを維持する」ことです。
プロジェクトが終わりになったとしても、関係が途切れることばかりではありません。
定期的な情報共有やイベントなどを通じて、副業人材との関係を維持することで、将来的に改めて協働する機会も生まれる かもしれません。
このように、一度関わった副業人材と企業の関係を一過性のものにしないことで、長期的なパートナーシップへと発展する可能性が高まります。
【今後のプロボノの可能性と発展のために】
■Otanomiコラム担当:
今後、プロボノがより多くの企業で活用されるためには、どのような発展が必要だと考えますか?
■國分さん:
いくつかの方向性が考えられますが、まずはプロボノの認知度を高めることだと思います。
まだまだプロボノを知らない企業が多いので、その価値を発信することが重要です。
また、支援の仕組みを整えることも重要です。企業がプロボノを活用しやすくするために、マッチングの精度を上げたり、フォローアップの仕組みを強化することが求められます。
これはコーディネーターとしての役割でもありますので、連携しながら取り組んでいきたいです。
最後に、業界や業種を超えた連携を創出することも必要だと思います。異業種間でのプロボノ活動を促進することで、新たな視点やノウハウを活用する機会を増やすことにもつながるからです。
特に、日本では副業やプロボノに対する理解がまだ十分ではないため、プロボノの価値をより多くの企業に伝える活動が不可欠です。
■Otanomiコラム担当:
確かに、プロボノの仕組みを知らない企業も多いですよね。
■國分さん:
そうなんです。実際に活用してみた企業にはメリットを実感していただけるのですが、最初の一歩を踏み出せない企業も少なくありません。だからこそ、成功事例を積極的に発信し、プロボノの価値を広めることが重要です。
■Otanomiコラム担当:
最後に、これからプロボノに取り組もうとする企業や副業人材に向けて、メッセージをお願いします。
■國分さん:
企業にとってプロボノは、単なるボランティア活動ではなく、新しいビジネスの可能性を開くチャンスです。
副業人材を活用することで、自社の課題を解決するだけでなく、新たな価値を生み出す機会にもなります。
一方、副業人材にとっても、プロボノは自分のスキルを社会に還元し、新しい経験を積む貴重な機会です。プロボノを通じて、自分の専門性を高めるだけでなく、新たなキャリアの可能性を広げることができます。
お互い良い影響を与え合う関係を築くことが、プロボノの成功の鍵です。ぜひ、積極的にこの仕組みを活用してみてください。
■Otanomiコラム担当:
本日は貴重なお話をありがとうございました。
■國分さん:
こちらこそ、ありがとうございました。

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Otanomiは、「副業・兼業から始める地方創生」をテーマに、地方自治体や企業の課題解決に対する取り組みにチャレンジできるサイトです。
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まとめ
プロボノは、企業の課題解決と個人のスキル向上を両立できる働き方です。企業にとっては、外部の専門知識を活用できる貴重な機会であり、副業人材にとっては社会貢献とキャリアアップの場となります。
成功の鍵は「明確な目的設定」「積極的なコミュニケーション」「適切な業務設計」にあります。
インタビューにもあったように、設計上や運営上の留意点を考慮しつつ、企業と個人が成長するよい機会につなげていただけたらと思います。
自分のスキルを社会に活かしたい方、新たな知見を取り入れたい企業は、ぜひプロボノに挑戦してみてはいかがでしょうか?